
睡眠障害の原因と改善
皆さんは毎日質の良い睡眠はとれていますか?
睡眠というのは私たちが毎日健康に過ごすためにとても重要なものです。
しっかりと睡眠がとれていないだけで、体の疲労感が翌朝も残ってしまったり、精神的に不安定になってしまったり、1日中眠くて何をするのも億劫になってしまったり。。。
毎日やることがいっぱいあったり、若い人たちは、寝る時間がもったいない!と感じてついつい夜更かしをしてしまい、睡眠の質が悪くなってしまうことも多いかと思います。
ですが睡眠不足になってしまったり、睡眠が浅くなってしまうことは、体と心に多くの影響をもたらしてしまいます。
睡眠がいかに大事なことなのかを再認識し、今日から質の良い睡眠がとれるようにしっかりと取り組んでいくことがいいかと思います。
とはいえ、必要な睡眠時間というものは人それぞれ違うんですよね。
なので「〇時間寝るようにしましょう」とは一概には言えません。
よく「ロングスリーパー」や「ショートスリーパー」という言葉を聞いたことはありませんか?
ロングスリーパーはその名の通り、1度寝ると長時間寝てしまう方のことで、ショートスリーパーは短時間の睡眠でもスッキリと起きられる方のことです。
皆さんはご自身がロングスリーパーなのか、ショートスリーパーなのかなんとなくわかりますか?
1度寝ると10時間は寝続けてしまう、休日は寝溜めをしてしまうという方はロングスリーパーかもしれません。
反対に、5時間未満の短時間の睡眠でも頭がスッキリするという方はショートスリーパーかもしれません。
だいたい6~7時間程度の睡眠をとるという方は、平均的な睡眠時間と言えるでしょう。
ですが自分では十分に睡眠がとれていると思っていても、睡眠時間と睡眠の質は必ずしも比例するものではありません。
睡眠時間が十分にとれていても、熟睡している時間が少なければ体がスッキリとしません。
また睡眠時間が少なくても熟睡している時間がしっかりととれていれば、体はスッキリします。
いわゆる「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」ですね。
単に睡眠時間だけを見るのではなく、ちゃんと熟睡できているか?という点も大事になってきます。
もし毎日のように睡眠の質が悪い場合や、睡眠で悩んでいる方は、睡眠障害である場合もあります。
睡眠障害である方も、睡眠障害でない方も、ひとまず今のご自身の睡眠の質はいいのか悪いのかを確認して、改善に取り組みましょう。
睡眠障害にはどんな種類があるのか?
睡眠障害と言っても、いくつか種類があります。
まずは寝つきが悪く、布団に入ってもなかなか睡眠に入れないという「入眠障害」というものがあります。
寝つきの良さというのは人それぞれですよね。
横になったら数秒で寝る方もいれば、1時間経ってもなかなか寝られないという方もいるでしょう。
寝る前にカフェインを摂ったりしていなかった場合でもなかなか睡眠に入れないという人は、入眠障害かもしれません。
また夜中に目が覚めてしまうのも睡眠障害の1つです。
これは「中途覚醒」と言います。
夜中に何度も目が覚めてしまうというのは、睡眠の質が悪いため、睡眠障害となってしまいます。
なので中途覚醒はずっと睡眠が浅い状態となってしまいますので、例え十分な睡眠時間をとっていたとしても体がスッキリしません。
また朝早くに目が覚めてしまうというのも睡眠障害です。
これは「早朝覚醒」と言います。
朝にアラームを設定していても、起きたい時間よりも早くに目が覚めてしまい、睡眠時間が少なくなってしまいます。
目が覚めてしまうということは睡眠が浅いということにもなるので、睡眠障害となってしまいます。
そしてなかなか深い眠りにつけないものを「熟眠障害」と言います。
睡眠時間はしっかりとっていても、睡眠がずっと浅いので体がスッキリせず、寝た気がしないというような症状です。
日中すぐに眠くなってしまったり、朝から頭がスッキリしたいという人、また少しの物音ですぐに起きてしまうという人も睡眠が浅い可能性があるので、熟眠障害であるかもしれません。
他にも、睡眠をとりすぎてしまう「過眠症」や、なかなか眠りにつくことができない、ついてもすぐに目が覚めてしまう「不眠症」なども睡眠障害となります。
このように睡眠障害にはさまざまな種類があります。
当てはまるものはありましたか?
睡眠障害と言うと少し大げさなので、毎日寝付きが悪かったりしてもそこまで気にしない方も多いと思います。
ですが睡眠の質が悪いまま放っておくと、睡眠障害の症状が重くなってしまったり、十分な睡眠がとれないことで体に異常が出てしまうこともあります。
睡眠障害は自律神経の乱れにも繋がるため、体の不調だけではなく、心の不調まで起こってしまう可能性があります。
なので今の睡眠に満足していない方は、1日でも早く、睡眠の質の向上に取り組むことが望ましいでしょう。
睡眠の質を高める方法を紹介します
普段何気なくとっている行動が睡眠の質を下げてしまっていたり、毎日の習慣のせいでスムーズに睡眠に入れないということはよくあります。
なので今一度、ご自身の生活を見直してみて、睡眠の邪魔をしていないかを確かめてみましょう。
まず、寝る前にカフェインを摂取することはやめましょう。
これは多くの方がご存知かもしれませんが、カフェインは眠気をさます作用があるため、寝る前に飲んでしまうと30分後くらいには目が冴えてしまいます。
そうなると寝付きが悪くなり、なかなか眠れなくて睡眠時間も減ってしまいますね。
また寝る直前までスマホやパソコンを操作するのもやめましょう。
スマホやパソコンの画面からはブルーライトが出ていますが、このブルーライトが目から入ることで脳を刺激してしまい、眠気を覚ましてしまいます。
なので寝る1時間前にはスマホやパソコンを触るのをやめて、寝る準備を始めましょう。
ゆっくりと湯船に浸かることも睡眠の質を高める効果があります。
睡眠のメカニズムというのは、眠くなると体温が上がり、その体温が下がるにつれて徐々に睡眠へと入っていきます。
なので湯船に浸かって体をしっかりと温めることで、その体温が下がるにつれてスムーズに睡眠に入れることになります。
自分は寝付きが悪いと感じている方は、ゆっくり湯船に浸かってみるといいかもしれません。
普段仕事などで目を酷使している方は、目元に使うホットアイマスクを浸かって目の周りの血行を良くすることもオススメです。
程よい暖かさで心地よくなり、眠気も誘ってくれるでしょう。
整体でも睡眠障害の改善ができます
整体と聞くと、体のゆがみや痛みを改善するものだと感じる方が多いのではないでしょうか?
実は整体は睡眠障害にも効果的なんです。
なぜなら体をほぐじて血行をよくしたり、姿勢のゆがみを正したりすることで、自律神経が整います。
自律神経が整うとおのずと睡眠の質も高まってくるため、睡眠障害の改善に繋がるということです。
十分な睡眠が取れると、体も徐々に健康に向かっていきますので、毎日イキイキと過ごすことができるようになります。
体のさまざまな不調にアプローチいたしますので、体のゆがみや痛み、睡眠の問題など、なにか悩みがあれば、お気軽に恵比寿の整体サロンEIRにご相談下さいね。
お客様の悩みに寄り添った形で、丁寧に施術をさせていただきます。
恵比寿の整体サロンEIRは完全予約制ですので、待ち時間がなく、スムーズに施術を行えます。